久しぶりの設計ブログです。
住宅に対する国の方針が大きく変わってきました。
これから、皆様にわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
今回は「低炭素建築物認定制度 」についてお話します。
平成24。13年ぶりに、省エネルギー基準の改正されました。
それと同時に、新たに
都市の低炭素化の促進に関する法律(エコまち法)
に基づき低炭素建築物新築等計画の認定制度が創設されました。
なぜこのような制度が始まったかというと。
東日本大震災により
エネルギー需給が変わりました。
地球温暖化に関することも問題視されてます。
(地球温暖化についての詳しいことはこちらへ )
低炭素建築物認定制度は
地球温暖化原因でもある、二酸化炭素が排出される地域である
「都市」における低炭素化を促進するために考えられた制度です。
でも低炭素って何?
どんな暮らし方をするの??
どんな建物を建てればいいの???
と思われる方も多いと思います
住宅の構造や機能を工夫して、
少ないエネルギーで生活をします!!
(参照:チームマイナス6%)
(低炭素な社会づくりについて詳しく知りたい方はこちらへ!)
さて
低炭素建築物として、建物を認定されるためには
①市街地区域内に新築
②定量的評価項目を満たす
(参照:LIXIL HP)
③選択的項目を満たす
という3つのポイントがあります。
これを満たすと、認定を受けることが出来ます。
低炭素建築物認定されると、税制優遇や容積率の緩和など
お客様にとってもプラスになるようなこともあるのです。
この3つのポイントと税制優遇措置について簡単にまとめてあるこちらを是非ご覧ください。
では、どうやって申請するのでしょうか?
設計部では
外皮平均熱貫流率、外皮平均日射取得率
一次エネルギー消費量の算定などをします。
評価機関に技術的審査を申請し、
それに合格すると適合証が交付されます。
次に、適合証を添えて所管行政庁に認定申請をします。
所管行政庁が認定をすると
ようやく住宅が着工できるんですね・・・
これが、結構大変なのです!(笑)
おかげ様で、弊社では認定低炭素住宅は39戸になりました!
これもお客様のおかげです。本当にありがとうございます。
全国で認定された建築物(一戸建て)は2014年1月現在
1,975棟になります。(国土交通省発表(2014.1.24))
その中で、東京都では285棟です。
弊社が建てさせて頂いたものは、東京都内で13.7%にも及びます。
本当にありがとうございます!!