今回のお施主様訪問は町田市木曽東のI様邸にご訪問させて頂きました。 I様邸はI様がお母様の為に建てられたお住まいです。 現在80歳になるお母様は、趣味の日本舞踊を踊り続けていらっしゃる、とても明るくて元気いっぱいのお母様です。I様とお母様にお話しを伺いました。
I様は町田市木曽東にある新聞販売店(YC読売センター町田木曽)の代表取締役です。三和住建との出会いは、30年前にさかのぼります。I様のお父様がこちらの新聞販売店店舗を当時「町田の新聞販売店で鉄骨造の自社ビル1号!」として建築されました。弊社で建築させて頂き、それから30年以上、販売店の3階に住まわれていたお母様は、お買い物の度に思い荷物を持ちながら3階まで階段を登っていたそうです。その姿を見ていたI様が「大変な思いをしなくて済むように、なんとかしてあげたい」と、お母様の為にお住まいを新築されました。
「専務の志水さんの提案で、完全バリアフリーの間取りにし、段差は一切なくして部屋中どこへでも車椅子で移動ができる寸法にして頂きました。今は元気な母ですが、将来の事を考えて頂き、ありがたいです」と、嬉しいお言葉も頂きました。そしてお母様の、何よりのお気に入りはホームエレベーターを入れてもらった事だそうです。玄関を入って左側にホームエレベーターがあります。お洒落な扉でお部屋と一体感がありました。お母様に体感をさせて頂き、大人が3人乗っても十分な広さがあり2階のキッチンやリビングへ荷物が沢山あっても楽に上がれるのは便利だと思いました。
お風呂は広くゆったりとしていて、手すりが3面についており、安心な造りとなっていました。室内に取り付けて頂いた自動収納式物干しは、「急に天候が変わり洗濯ものを取り込んだり、雨の日でも簡単に室内に干せるので、本当に助かっています。」とお気に入りのご様子でした。 また、1階は1/3の面積をビルトインガレージにされ、I様の趣味でもある1200㏄の大型バイクが2台停まっていました。工具や部品など使いやすそうに収納されていて、天候を気にすることなくメンテンナンスが出来るなど、趣味のお部屋として居心地の良い空間になっているそうです。
収納クローゼットも各お部屋に完備されています。3F部分の小屋裏収納もとても広く、I様のお母様も満足のご様子でした。外観はシックな黒のサイディングに玄関は木製扉で、全体的に落ち着いたモダンなデザインが印象的でした。
続いてI様の新聞販売店を拝見させて頂きました。 I様のお父様は、新聞販売店を昭和49年に創業され、I様のお母様と共に続けて来られました。当時は販売店の1階は作業所。2階は社員の寮にしていました。I様のお母様は毎朝5時前には起きて10人近くの食事を準備されていたそうです。食事の支度が終わると事務仕事をされて365日、休みがない多忙な日々を過ごされていました。現在は2階を事務所としてご使用されています。2012年には弊社で外壁塗装や内装のメンテナンスと設備交換をさせて頂き、手を入れることによって状態の良いままご使用いただき、三和住建としても嬉しく思います。
2代目I様は代替わりをされ14年。20年前から新聞の値段は上がらない。老若男女問わず、スマホの時代になり活字離れが深刻化し、新聞離れも見受けられますが、小学生や中高生向けの「こども新聞」や「中高生新聞」の人気があり、「大人も分かりやすく読める」と評判とのことでした。私の娘も中学生ですが楽しみに読ませて頂いております。またI様は地域の事を考え、様々な工夫やサービスを行っています。
団地にお住まいの高齢者の方が重たい水を運ぶ苦労を考え、お水の配達サービスを行ったり、また防犯の一端を担い、地域の見守りもして頂いています。従業員の方にも信頼が厚くまた若い配達員さんを気に掛けるなど社員思いでもありお母様思いのとても優しい面を拝見させて頂きました。弊社もお客様のため、地域の皆様のため、住みやすい街づくりを目指し、また町田が活性化していくことにご協力できればと考えております。
今回、地域との関わりを大事にされているI様邸を取材させて頂き、私共も身の引き締まる思いです。 I様。お母様。ご協力頂きありがとうございました。