火災|日常の対策~発生時の対処まで

まいの災害の中でも最も多いのが火災でです。火災は瞬時に家や家財を灰にし、家族の命までも奪いかねません。日常から防火に心がけ、火災が起きた時の対処方法を十分理解しておきましょう。

日頃からの注意

●出火原因のトップはタバコです。寝タバコは止めましょう。

●電気やガスの設備機器は、取扱説明書にしたがって正しく使いましょう。

●子供の火遊びに注意し、普段から日のこわさや扱い方を教えるようにしましょう。

●住まいの周りには、燃えやすいものなどを放置しないように心掛けましょう。

●天ぷらを揚げる時は、目を離さないようにしましょう。

※天ぷらを揚げる時の油の適温は180℃です。この温度では全く問題ありませんが、約340~370℃まで上昇すると発火します。

●家庭用の消火器や三角バケツを分かりやすい場所に置くようにしましょう。

発生時の心構え

●火災を発見したら、すばやく「知らせる、消す、逃げる」ことが原則です。

●万一に備え、避難経路を確認しておきましょう。また乳幼児や高齢者は早めに避難させるように心がけましょう。

●119番通報してから消防車が到着するまでの数分間が、火事を大きくするかしないかの分かれ目です。近所の人にも知らせて、
初期消火に心がけてください。

※一般人が行う初期消火は、炎の高さが天井に達するまでが限界といわれます。しかし、火災の場所によっては有毒ガスなどが出て、それより早く非難しなけらばならない場合があります。

●近隣から出火したら、戸外の燃えやすいものは室内に入れ、雨戸やシャッターを閉め、延焼を防ぎます。

初期消火方法

天ぷら油などから火が出た場合
慌てずに、まずガスの元栓を閉め、濡らしたタオルで覆うか、消火器で消火します。
石油ストーブから火が出た時
座布団や毛布などを火の上にかけて火勢を抑え、その上から水をかけて冷やせば、消火できます。
電気器具からの出火の時
まず、スイッチや安全器を切ってから消火します。いきなり水をかけると、感電の恐れがあるので危険です。

火災報知器

約1か月に1回、火災報知器が鳴動するか定期点検を行いましょう。点検方法は、本体の引きひもをひくものや、ボタンを押すものなど、機種によって異なります。取扱説明書を参照して定期点検をしましょう。なお、次の場合には作動テストを必ず行いましょう。

  • 初めて設置したとき
  • 電池交換したとき(電池式の場合)
  • 汚れなどの清掃をしたとき
  • 設置場所を変更したとき
  • 故障や電池切れが疑われるとき
  • 長期留守にしたとき

火災報知器設置義務

2004年6月の消防法改正により、戸建住宅や共同住宅について、住宅用火災報知器の設置が義務付けられました。寝室、階段などの複数の場所に設置する必要があります。

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