地震｜日頃からの備えや心構え

●使用中のストーブの火やキッチンの火をすぐ消します。湯沸器も忘れないようにします。

●分電盤のアンペアブレーカーのスイッチを切り、電気を止めます。

●地震の揺れによって、窓枠や戸が変形し開かなくなるおそれがあるので、窓や戸を開けて出口を確保してください。

●落下物や飛来物のない安全なところに行き、頭をかばって様子を見ます。

※窓ガラスの破片や落ちた瓦による被害、倒れたものの下敷きなど、建物の外は危険が多いといえます。あわてて外に飛び出さないことが大切です。

地震後の点検

安全を確認した上で、以下の点検を行い、異常があれば補修しましょう。

●屋根瓦のずれ

●基礎・外壁の損傷や亀裂

●給排水管の漏水、ガス漏れ

●建具の開閉異常

●門・塀の損傷

※大きな損傷箇所が発見された場合には、すぐに当社にご連絡ください。

震度でわかる揺れの強さ

震度とはある大きさの地震が起きた時のわたしたちが生活している場所での揺れの強さのことを表します。

震度	0	人は揺れを感じません。
震度	１	屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じます。
震度	2	屋内にいる人の多くが揺れを感じ、電灯などの吊り下げ物がわずかに揺れます。
震度	3	屋内にいる人のほとんどが揺れを感じ、棚にある食器類が音を立てることがあります。
震度	4	吊り下げ物は大きく揺れ、すわりの悪い置物が倒れることがあります。
震度	5弱	座りの悪い置物の多くが倒れ、家具が移動することがあります。補強されていないブロック塀が崩れることがあります。
震度	5強	タンスなど重い家具が倒れることがあります。
震度	6弱	立っているのが困難なほどの揺れです。
震度	6弱	立っていることができず、はわないと移動ができない揺れです。
震度	7	ほとんどの家具が大きく移動し、飛ぶものがあります。大きな地割れ、地滑りや山崩れが発生し、地形が変わることもあります。

大地震でガスが止まってしまった時の復帰方法

震度５程度以上の地震がおきると、マイコンメーターが動いて自動的にガスが遮断されます。

以下↓の復帰操作をするとガスが使えるようになります。（機種の形状は異なる場合があります。）

※ガス臭いときは復帰操作は行わず、窓や扉を開放し、ガス事業者にご連絡ください。

【都市ガスの場合】

①　すべてのガス機器を止めます。器具の栓を閉じるか、運転スイッチを切ります。

屋外に設置された給湯器なども忘れずに切り、ガス栓も閉めます。

②　マイコンメーターの〔復帰ボタン〕のキャップを左に回して外します。

③　〔復帰ボタン〕が止まるまでしっかり押し、表示ランプ(赤)が点灯したら、すぐに手を離します。キャップを元通りに取り付けます。

④　そのまましばらく待ちます。ガス漏れの有無を確認中です。３分経って赤いランプの点滅が消えていたら、ガスが使えます。

※マイコンメーターのガス漏れ確認は、メーターからガス機器までの範囲で行います。

【LPガスの場合】

①　燃焼器のところの全ての器具ガス栓を閉めるか、運転スイッチを切ってください。

屋外の機器も忘れずに閉めてください。

※容器バルブを閉めたまま復帰操作をすると再びガスを遮断するので、容器バルブが開いているのを確認してから復帰操作を行いましょう。

②　メーター前面左側の〔復帰ボタン〕を約2秒押して、手を離してください。

③　液晶表示または赤いランプが点滅します。そのまましばらく待ちます。ガス漏れの有無を確認中です。

④　約1～2分間待ちます。液晶または赤いランプの点滅が消えたら、器具ガス栓を開いて、ガスをご使用になれます。

※正常に復帰しない場合や不明な点がある場合は、LPガス事業者にご連絡ください。